公益財団法人ソニー音楽財団(所在地:東京都千代田区、理事長:水野 道訓、英文名称:Sony Music Foundation)は、新型コロナウイルス感染症の影響により、表現の機会を失い経済的にも困窮する若手演奏家と、音楽に触れる機会を失った子どもたちに対してクラシック音楽を通した支援を行う「ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト 2021-2022」*における支援(1)、「『子ども向けクラシック音楽動画』の募集を通じた若手演奏家支援」の募集を、2021年7月28日より開始した。
この支援では、若手演奏家を対象に、「子ども向けクラシック音楽動画」のアイデア(企画アイデア募集)、および未公開の完成された作品(完成動画募集)をそれぞれ募集する。
企画アイデア募集では、採用された企画に対して懸賞金20万円を支払い、企画アイデアを基に、企画者と財団が共同で動画コンテンツを制作する。
完成動画募集では、採用された動画作品に対して懸賞金50万円を支払い、動画視聴回数の上位3作品にはさらに追加で賞金30万円が支払われる。
これらの完成した動画作品は、財団の公式YouTubeチャンネルにて無料で公開される。
・ソニー音楽財団公式YouTubeチャンネル「こどものためのクラシック」
詳細は下記の通り。
<応募方法>
ソニー音楽財団ウェブサイト内「ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト 2021-2022」ページより、必要書類を確認のうえ、Eメールにて応募。
<募集期間>
企画アイデア募集:2021年7月28日(水)~2021年9月9日(木)18:00
完成動画募集 :2021年7月28日(水)~2021年11月10日(水)18:00
<募集対象>
日本国内に在住、または日本国内に活動拠点を置いている、主として演奏活動に係る収入により生計を維持している若手クラシック音楽演奏家(18~40才を原則とします)。
※国籍は問いません。
<審査方法>
財団内で、審査基準に基づき応募毎に随時審査を行います。
<審査基準>
クラシック音楽の魅力や楽しさを伝えられる企画であるか、子どもたちが興味を持つような企画であるか、子どもが視聴するに相応しい内容であるか、配信に適したユニークな内容・ボリュームであるか、等を基準に審査を行います。
【企画アイデア募集 内容】
<懸賞金>
(1)1件につき20万円
(2)支払い:採用が決定次第順次
<募集企画>
子ども(0才~18才未満)を対象とした、クラシック音楽を活用した動画配信企画。
※企画採用後、財団と共同で動画の制作を行います。
※出演費を含む動画コンテンツの制作にかかる費用は、原則財団が負担します。
【完成動画募集 内容】
<懸賞金>
(1)1件につき50万円
(2)支払い:採用が決定次第順次
※公開後の視聴回数に応じて、上位3作品にはそれぞれ30万円の賞金を追加で支払います。
<募集企画>
過去に公開されていない、子ども(0才~18才未満)を対象とした、クラシック音楽を活用した動画作品。
※各募集の詳細はソニー音楽財団ウェブサイトよりご確認いただけます。
*「ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト 2021-2022」について
新型コロナウイルスの影響により表現の機会を失い深刻なダメージを負い続ける若手演奏家と、音楽に触れる機会を失った子どもたちに対しクラシック音楽を通した支援を行うプロジェクトです(支援総額4,500万円)。これは、2020年に当財団が立ち上げた「ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト」を継続・発展させたものです。
当プロジェクトでは、支援(1)「『子ども向けクラシック音楽動画』の募集を通じた若手演奏家支援」と、支援(2)「ソニー音楽財団による『子ども向けクラシック音楽動画』の制作・無料公開」の2つの支援を実施します。
当プロジェクトに係る費用は、ソニーグループ株式会社が2020年4月に設立した「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」から拠出されます。
協賛
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